「2021年 日本の広告費について」

2021年の広告費について改めてご紹介です!

ざっくりポイントを整理すると!

①総広告費は2020年度から110.4%と大きく回復。

 コロナ前の2019年度には届かなかったものの2018年度と比べると2600億ほど伸長。

②インターネット広告費の総計は、前年比121.4%の2兆7052億円に到達。

 マスコミ四媒体広告費の総計2兆4538億円を上回る。

 とはいえマスコミ四媒体もオリンピックもあり108%と回復。

③マスコミ四媒体由来のデジタル広告は132%増と大きく伸長。

 特にテレビ由来デジタルメディア146%増と頑張りが見られます。まだまだ絶対額は小さいですが。

 一方、雑誌も130%増と大きく伸ばしており四媒体の中での売上は580億とTOP。

④Amazonや楽天、YahooなどのEC系プラットフォーム広告費も1631億の124%と大きく伸長。

⑤今回の電通の発表には紹介はないですが、やはり動画広告市場は大きく伸びてます。

 サイバーエージェントが発表した調査では2021年度で4,200億、2022年度には5500億。2025年には1兆円市場になると予測しております。

コロナ禍を鑑み通販(デジタル)広告を強化した企業の動きも重なり、当初の伸び以上にデジタルメディアの勢いが増した結果だったかと思います。

また、マスコミ四媒体由来のデジタルメディアや物販系プラットフォーム広告なども伸びているので

今後は単純にWEB広告だけでなく複合的な施策を提案できる知識やスキルが求められてくるのではないでしょうか。

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