デジタルネイティブ世代の買い物

レスポンス研究所 研究員の渡辺と申します。

「通販」「マーケティング」に関連するような 記事を
月に数回の頻度で執筆させていただくことになりました。

まだまだ執筆者として未熟な部分もありますが、
私が普段の生活を通して気になったこと、思ったこと、感じたことを
徒然と書かせていただきますのでお付き合いいただければと思います。
この記事はあくまで「つぶやき」ですので、ゆるい気持ちでご覧いただければと思います。

最近めっきり寒くなってきたので
新しい冬物衣料を買いたいなと考えています。

私はどちらかといえば良いものを長く着たいタイプなので、
1つのアイテムにつぎ込む買い物の金額が大きく、
月末の私の財布の中身もまた、木枯らしが吹き荒れています。

そういった状況を打破するために自然に身についたのか、
最近ではファッション衣類や、電化製品、などの嗜好品は
インターネットでしか買わないようになりました。

実店舗で欲しい商品を見て、素材感やサイズなどを確かめて、
購入はネットオークションや最近流行りのフリマアプリなどで
インターネットで安く買い物をします。

これはいわゆる”ショールーミング”といわれるものですが、
ある調査データによるとこのショールーミングは23~34歳に最も多く見られ、はじめはリアルな店舗で買い物をするつもりだった人の、約6割がショールーミングに購入形態を変更しているようです。

特にショールーミングが顕著に見られる家電量販店では
ショールーミングへの対策として、テナント内でのポイント共通化や、
リアル店舗と自社ECサイトとをつなげる様々な取り組みを行い、リアル店舗とWEBの両サイドからの消費者の囲い込みを行っています。

生まれた時からネットに触れているデジタルネイティブ世代を中心に、
ショールーミングは主流になりつつあり、
CtoCでのモノの売り買いが誰でも簡単にできるようになった今、
リテーラーは消費者がリアル店舗で商品を買う意味を作り出す必要が今後より一層求められています。

家電量販店の例は、ショールーミングに対する取り組みのわかりやすい例ではありますが、それ以外の様々な業界の取り組みを調べてみるのも面白いかもしれませんね。

年末でいろいろとお金がかかる時期ではありますが、
皆さんもショールーミングでお金の使い方に気をつけて
良い12月をお過ごしください。

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