印刷コスト削減には裏メニューがあった!?

折込やDMなど紙媒体のコスト削減は、CPOやMRなど数値良化のためには避けて通れない事項です。

メディア用途の一般的な印刷物であれば、全体に占める用紙代の割合は6割~7割と言われています。ですので、ピンポイントで用紙代を安くすることができればトータルコストを抑制することができるのです。

相見積もりを取ったり、ボリュームディスカウントに訴えるのが一般的な手法かもしれませんが、用紙の選定にこだわるのも手です。用紙の金額は重量で決まりますので、軽い紙を探すのですが・・・

実はここに裏メニューが存在するのです。
ご存知でしたか?

例えば「嵩高紙」という紙があります。

出版社の要望に応じて製紙会社が開発したのがルーツで、一般品と比較すると、
軽量のわりに十分な紙厚があります。
当初は出版用途で上市されましたが、今は商業印刷でも使用されており「嵩高マット」なんて呼ばれているものがあります。
もちろん、こういった変わり種は、一般的な重量ではありませんので、見積書には見たことがない斤量が記載されることになります。一般品と同じ紙厚でも10kg弱軽いものまで存在するのです。

0コンマの数値を争う通販広告だからこそ、自社にあった用紙をラディカルに探してみるのも良いのではないでしょうか。

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