間違いだらけの「TVショッピング」

※ここで述べている「TVショッピング」はタレントとMCが通販会社の社員と掛け合いながら商品を紹介し、複数の通販会社の商品で、30分~60分番組が構成されている、番組形式の協賛型TVショッピングを指しています
インフォマーシャルおよび24時間放映している通販専門チャンネル、キー局地上派の番組内で行っている通販コーナーなどとは異なります、

TVショッピングに商品デビュー!\(^ ^)/

社長さん(あるいは開発担当部長さん)にスタジオ出演の依頼がかかります。

その時に

「いい商品だから」

「伝えたいことがいっぱいあるから」

「尺(時間)があるから」

できるだけ詳しく、一生懸命説明したい気持ちはわかります。

でも、残念ながらそれでは絶対に売れません

視聴者は社長さん(あるいは部長さん)を見るためにチャンネルを合わせているわけではないのです。

「TVショッピング」では、タレントさんを見ることが番組視聴の目的なんです。

TVショッピングでは、とにもかくにも

タレントさんのリアクションを引き出す仕掛け=演出が重要

機能説明に工夫をこらしたり(こんなことができるんです!)

インパクトのある愛用者が登場したり(絶対○歳には見えない~!)

驚きのある実験を見せたり(見てください、こんなに!)

そこで思わずタレントさんからコメントが飛び出します

TVショッピングの場合タレントさんは実は台本あまり見ていません。(例外はありますが)
その時に感じたことをそのままダイレクトにコメントします。
だから、その演出がはまれば本当にいいコメントがでてきます.

で、ちょっとぎりぎりのコメントも、番組だから考査を通ってしまったり・・・

それが視聴者の興味換気と継続視聴を生み出し、爆発的なレスポンスにつながります。

ここで重要なのは、その演出の準備は周到にということです。

「生じゃないから」「やり直せばいいから」と、プロデュサーや代理店が言ったとしても真に受けてはいけません。

確かに生じゃないので、同じ演出を2テイク3テイク撮ることは可能ですが

重ねれば重ねるほど、タレントさんのテンションは下がっていきます。

プロと言えども「必ず」下がります。

下がったテンションは画面を通じて視聴者に「必ず」伝わります。

結果、全く同じ演出でも売れない素材になってしまいます。

社長のコメントは何回言いなおしてもOKです。

でも肝の演出は一発勝負で!

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